2016年4月2日土曜日

番外編!〜賞金をゲットできる新しいゲームサイトが誕生!<みんなのゲームバトル>

今日の記事は番外編です。

時代は大人の想像を遥かに超えて進んでいきます。

若い人を中心に人気急上昇中のインターネットゲームの市場ですが、

いよいよ賞金をゲットできるゲームサイトが本格的に誕生しました。

その名は<みんなのゲームバトル>です。

下記リンクから登録すると、実際にプレイできるようです。

https://portal.mgbattle.net/auth/reg/ngate.do?ref=55a6677fe131c

みんなのゲームバトル





2016年3月11日金曜日

『サンダーバード』讃!:vol.22〜侯爵夫人の危機〜

今回の~公爵夫人の危機~は、
日本では第22話、本国イギリスでは第21話として放送されました。

この回は、ペネロープと旧知の中のロイストン侯爵夫人が、
すっかりギャンブル好きになっていて、
カジノでいかさまルーレットのカモにされていたところを、
ペネロープが見つけたところから、物語が始ります。

この会は、ペネロープのファッションが大きな見どころで、
何度も衣装を替えて登場して、美しいセレブ・レディぶりを
存分にアピールしています。

物語そのものは、侯爵夫人秘蔵の現代絵画を巡って、
悪者が夫人ごと誘拐してついには廃屋の閉じこめて
火をつけてしまうという事態になってしまうのですが、
国際救助隊に無事に救助されるというものですから、
いつもの会ほどには興奮するような展開ではないのですが、
各シーンの作り込みやペネロープのファッション等の
デザインのセンスにキラリと光るところが沢山あります。

・・・いつになく凛々しいパーカーの雄姿・・・




              ・・・ピンクのロールスロイスの
                     フロントグリルから機関銃が・・・















・・・美術展を楽しむペネロープとジェフ~
      ペネロープのファッションが素敵です・・・



               ・・・久しぶりにファイヤーフラッシュ号も登場・・・















・・・通算で3回しか登場しない
      ジェットモグラの貴重な発信シーン・・・



                        ・・・他のメカも大活躍・・・
















これらのシーンが実写人形劇なのですから、
いつも言うことながら、手作りの素晴らしさ万歳です!


2016年3月7日月曜日

『サンダーバード』讃!vol.21:〜にせ者にご注意〜

今回の~にせ者にご注意~は、
日本では第21話、本国イギリスでは第16話として放送されました。



タイトルから推察される通り、
国際救助隊のニセモノが登場するのです。
そして救助活動とみせかけている中で
まんまと新型戦闘機の設計図を盗み出してしまうのです。
アメリカ軍に犯人と思い込まれた国際救助隊は、
うかつに出動すると基地の場所が判ってしまい
攻撃を受けかねないという窮地に追い込まれます。

そのような状況の中で、宇宙観測ステーションの隊員が
宇宙空間に投げ出されてしまう事故が発生、
ジェフ(パパ)が苦渋の選択を迫られる・・・
という物語です。

偽物の居所を察知すべく、
全世界に秘密のネットワークを敷く秘密諜報員の中で、
とぼけた味が微笑ましい47号が大活躍を見せて、
ペネロープ嬢(ロンドン・エージェント)と
パーカー(ペネロープの執事)の協力によって、
何とか事件は解決していきます。

ちなみにその秘密諜報員47号ですが、
ジェフ・トレイシーのアメリカ空軍時代の同僚で、
現在は南部の田舎で静かな余生を送っているという
人物設定です。
ボロボロのクラシックカーで疾走するシーンも登場しますが、
何とチューンナップ仕様でブーストアップして、
最新型スポーツカーをぶち抜いてしまします。
シリアスなストーリーではありますが、
非常にコミカルな演出が利いています。

このような人間模様の描写も、
人形劇であることを忘れてしまうような出来栄えで、
ただただこの時代の物づくりの素晴らしさに感服します。


写真は、様々な装備を搭載したコンテナが並ぶ、
サンダーバード2号の格納庫の光景です。
「今日は何番装備で出動するのだろう!」とワクワクしながら、
こどもの時分はブラウン管の前にかじりついていたのです。









2016年2月24日水曜日

『サンダーバード』讃!vol.20:~湖底の秘宝~

今回の~湖底の秘宝~は、
日本では第20話、本国イギリスでは第8話として放送されました。
SB4号(水中作業船)が活躍します。



この回は異色・異例のストーリー展開です。
舞台は、エジプトからサハラ砂漠にかけての設定で、
ギザの三大ピラミッドの風景も登場します。

どうやらサハラ砂漠のアナスタ湖に沈む秘宝を探しに、
国際救助隊のブレインズとミンミンが探検に出掛けて、
考古学者=ブレークリー教授と共同で調査をするという情報を、
敵役のフッドが察知して、きな臭い状況になっていく・・・
というところから、物語は始ります。

灼熱の砂漠でも快適なキャンピング・キャラバン・カーを
サンダーバード2号で運んでもらって現地入りした
ブレインズとミンミンは、片やポンコツ車で駆けつけた
ブレークリー教授として合流、
アナスタ湖に向かいます。

ところが、早々にフッドの魔力にかかって捕えられてしまします。
特にブレインズは、砂漠に首を残して埋められてしまい、
絶対絶命のピンチとなります。

その他、湖底に沈む遺跡をスキューバ・ダイビングするシーンやら、
湖底の遺跡が崩落するシーンや、
最終的には4号まで出動して救助活動を行なったり、
様々な凝った場面が登場します。
これらが、全て手作りの実写人形劇なのですから、
何度も言うようですが、恐れ入ります。

何しろ、現場の長期滞在となったスコットとバージルは、
次第に無精ヒゲが伸びているというところまで、
しっかり作り込まれているのですから・・・


ブレインズを助ける
スコットとゴードン










アナスタ湖の遺跡に潜る
ブレインズ

2016年2月16日火曜日

『サンダーバード』讃!:vol.19~オートレーサーアランの危機~

 今回の~オートレーサーアランの危機~は、
日本では第19話、本国イギリスでは第20話として放送されました。



トレイシー兄弟の5男、つまり末っ子のアランが主人公です。
アランは、放送当時、本国イギリスでは、
長男スコットと人気を二分していたそうです。
ややベビーフェイスの末っ子の雰囲気が、
女性ファンの心を惹き付けていたのでしょうか。

アランの主要業務は、宇宙ロケット=サンダーバード3号の
操縦担当ですが、時々、2男のジョンに交代して
宇宙ステーションのサンダーバード5号の駐在も担当します。
また、執事のキラノの娘であり隊員としても活躍する
ミンミンと、どうやら相思相愛の関係のようでもあります。

そのアランは、なかなか多趣味な青年らしく、
今回のストーリーでは、カーレースのドライバーとして
活躍する姿が描かれます。
実写人形劇で疾走するスポーツカーをリアルに表現するという
離れ業を、この番組の制作チームは素晴らしい臨場感をもって
達成しています。流石の出来です。

さて、ストーリーは、一度は引退した天才ドライバー=
アランの現役復帰を面白く思わない悪徳レーサーに、
終盤の大接戦で体当たりも交えた攻防を挑まれますが、
何とかトップでチェッカーフラッグを受けます。

それを更に嫉んだ悪徳一味に、アランと祖母(父・ジェフの母)が
拉致されてしまい、灼熱の砂漠地帯の深い谷に架かる橋に、
超音波探知機付の爆弾と共に置き去りにされてしまいます。
意識朦朧となりながらも、不動の姿勢を保ちながら
1号のスコットと2号のバージルとブレインズの救助を待つ・・・
という展開が、いつにも増してハラハラドキドキです。

手作りの素晴らしさを、この回も存分に堪能できます。


写真は、橋の上で朦朧としている
アランのアップです。




2016年2月11日木曜日

『サンダーバード』讃!:vol.18〜秘密作戦指令〜

 今回の~秘密作戦指令~は、
日本では第18話、本国イギリスでは第26話として放送されました。

この「秘密作戦令」は、心和む番外編です。

救助活動中に、現場近所に住む少年=チップ君が、
着陸待機中のサンダーバード2号の装備コンテナの中に
入り込んでしまい、そのまま一緒に帰還してしまう!?
というところから、このコミカルな物語は始ります。

東西冷戦たけなわの時代に制作されたこのシリーズですから、
国際救助隊の先進技術が何者にも悪用されないように、
写真一枚撮らせない厳格な秘密主義を貫いているという
設定になってる訳ですから、可愛い闖入者といえども一大事です。

しかし無下に追い返す訳にもいかず、
また、自分の関った救助活動を自慢したくもある各隊員は、
可愛くも少々生意気なチップ少年にまんまとほだされて、
基地の各所を案内したり想い出話に興じたり・・・
果ては、箝口令を指示していたパパ=ジェフ自身までが、
好々爺になってお喋りする始末で・・・

結局は、眠っている間に送り届けて、
夢の中での出来事だったと思わせることにしたという、
何ともソフトな「秘密作戦命令」なのでありました。

それにしても、南海の孤島にある(と思われる)
国際救助隊の基地をカモフラージュしている
トレイシー邸は、何とモダンなデザインでしょう。
ル・コルビュジェ設計のサヴォア邸や、
フランク・ロイド・ライト設計のカウフマン邸/落水荘
といった近現代名建築にも一脈通じることは、一目瞭然です。



そのトレイシー邸のテラスの延長には、
プールが優雅に曲線を描いています。
実は、緊急出動態勢になるとこれがスライドして、
地下の基地からサンダーバード1号が、
轟音を鳴り響かせて飛び立っていくのです。
これがまた恰好良いのです!



チップ少年でなくても、この基地とトレイシー邸には、
是非とも行ってみたいものです。
何方か、テーマパークを造ってくれませんか!?
完成オープンしたら、絶対に行きますよ!




2016年2月2日火曜日

『サンダーバード』讃!:vol.17〜スパイに狙われた原爆〜

 今回の~スパイに狙われた原爆~は、
日本では第17話、本国イギリスでは第7話として放送されました。

この回は、タイトルからも想像できる通り、
スパイ物のテイストが色濃いストーリーです。
実際に、登場人物の人形を、
当時関連スタジオに別件で出入りしていた
ロジャー・ムーアをモデルにして造られていたり、
長男のスコットが実は若き日のショーン・コネリーを
モデルにしているらしいこと等、
このサンダーバード・シリーズは、後にスパイ映画の
定番シリーズとして絶大な人気を博すことになる
<007シリーズ>と、少なからず因縁があるようです。

この~スパイに狙われた原爆~のストーリーも、
ますで映画のように手の込んだもので、
最初のビル爆発事件のストーリーとは
また別の事件が裏に隠れていて、
二重の展開を見せてくれます。
ロボットが見張る最新設備の大金庫から、
アイソトープを盗み出そうという、
とんでもない強奪計画が裏に潜んでいたのです。

細かな演出にも随所に<007シリーズ>や<スパイ大作戦>
に通じるような小ネタも満載で、なかなか楽しめます。

いつも言うようですが、これが実写の人形劇なのですから、
本当に恐れ入ります。

・・・救助現場に着陸するTB1号・・・



                 ・・・物語序盤で活躍する防火エレベーター・・・




















そして今日は、撮影シーンの貴重な映像をリンクしておきましょう。