2016年1月26日火曜日

「サンダーバード」讚!:voo.15〜大ワニの襲撃〜

サンダーバード博 日本科学未来館



二年ほど前に開催されたサンダーバード博の映像を
先ずリンクしました。

さて、今日ご紹介する〜大ワニの襲撃〜は、
日本では第15話、本国イギリスでは第23話として放送されました。
とにかくシリーズの中でも一際異彩を放つ作品です。
何しろ本物の(勿論小型の種類でしょうけれど・・・)ワニを
撮影に使って、大ワニに襲撃される密林の湿地帯の光景を、
実写人形劇として撮影しているのです。
物作りの素晴らしさや楽しさを支持しながら、
毎週日曜日に「サンダーバード」を話題にしている私ですが、
この回を見た時は、子供心にも「ここまでやるのか!」と、
感心するやら呆れるやら・・・、とにかくご一見あれ。

舞台設定はアメリカ東南部のジャングルで、
そこに研究所を構えるオーチャード博士が、
生物を急成長させる薬品の抽出と精製に成功したところから、
この回の話は始る訳です。
しかし、使用人がそれを盗み出そうとした際に、
無神経にも薬品の一部を下水に流してしまい、
周囲の湿地帯に生息するワニが巨大化してしまうのです。
そしてそして、国際救助隊が
大ワニに立ち向かうということになるのです。
ちょっと、ウルトラマンのような感じですね。

いったい、この回の撮影には、
どれくらいの時間と忍耐を要したことでしょう。
指示をしたところで言うことを理解するはずもない
本物のワニの気の向くままの動きを根気強く撮影して、
編集に編集を重ねて、完成させたに違いありません。
でも、制作に携わった人々は、大変ではあっても、
きっと楽しくて楽しくて仕方なかったことでしょう。
物作りは、本当に楽しいものなのだと思います。



今日の写真は、サンダーバード5号です。
宇宙ステーションで、世界中の無線を傍受して、
救助すべき事故や災害をキャッチします。
サンダーバード3号とのドッキングも可能です。
通常は、次男のジョンが常駐していますが、
ときどき末っ子(5男)アランが交代して勤務します。
その辺りの事情は、次回の記事でご紹介出来る予定です。

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